ブルースリーが学んだ 詠春拳

詠春拳の用法の一例
詠春拳は接近戦と手技の細やかさに特徴があり、相手と接触して聴勁を用いながら、
相手を崩したり、相手を操作するという傾向を強く持っている接近短打の拳法である。
よって低い蹴りを多用している。実際に映画でブルースリーが見せているような高い蹴りは見られない。
香港映画や、最近ではハリウッド映画などにもそのアクションの中で見られる詠春拳だが、200年から300年もの歴史があると言われ、厳詠春という女性が、創始したと言われており、広東省を中心に伝承された門派である。
練習に人を象った木の人(木人樁)を使用することで知られている。ブルースリーの映画によって世界的に有名になり、世界各地に伝えられ最も多く練習さている拳法といえよう。




回し蹴りの対処法
ご覧の通り、詠春拳は実戦の時にはこのように中心線を重視して攻防をおこなう。


黐手
詠春拳では黐手といった対人訓練は大きなウェイトを占めている。
より実践的な応用やセオリーは黐手をはじめとする対人練習によって習得していくのである。

尋橋
詠春拳は小念頭、尋橋、標指の3種の套路しかないが、合理的にできている。
尋橋とは敵の腕を橋とし、その橋(腕)を粘着しながら攻撃する機会をうかがう意味であり、各種身法や蹴り技を学びながら、
さらに貫手や歩法などを総合的に学ぶ標指へとつなげていく。
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